「メンキャバ」とは?ホストとの違いも紹介します

夜のお店というは面白いもので、次から次へと新しい形態のお店が登場してきます。
まあ、数十年前まではキャバクラなんてものも存在していなかったわけですから、そうした新たな形態のお店の誕生というのは日本国民を楽しませ、経済の循環にも寄与していると思えば、大歓迎すべきことなのかもしれません。

そんな中で近年台頭してきているのが「メンキャバ」と呼ばれる形態のお店。
これはメンズキャバクラの略称で、男性スタッフが女性客をもてなし楽しませるというコンセプトで運営されています。
言わば、男性版のキャバクラですね。

キャバクラの反対がホストクラブ、そう思っている人は、ここで疑問が出てくるはず。
「ホストとの違いは一体何?」という疑問。
基本的には、どちらも同じ。
上で紹介したように、男性スタッフ、つまりホストが女性客をもてなすことに重きが置かれたお店となっています。
この点においては、ホストとほとんど変わらないのです。

違いがあるとすれば、メンキャバは時間料金制が導入されている点。
これが、男性版のキャバクラと言われる理由にもなっています。
また、ホストは女性客が一度ホストを指名すると永久にそのホストを指名し続けなければいけませんが、メンキャバは変更が可能。
来店するたびに指名を変える女性客もいるんです。

働くならメンキャバ?ホストクラブ?

男性版のキャバクラであるメンズキャバクラですが、働いている人たちはホストと呼ばれていることが多く、ここからもホストとの違いをややこしくすることが多々あります。

また、上で紹介したホストとの違いも、最近では少しずつなくなってきている現状があるんです。
時間料金制や指名ホストが変更可能なホストクラブも増加中。
これはおそらく、メンキャバにお客様を取られないようホストクラブも苦慮した上での対応なのでしょう。

では、ナイトワークとして働くメリットが大きいのはどちらなのでしょうか。
これは難しいところ。
ただ、人気者となれば、より稼ぐことができるのはホストクラブの方です。

なぜなら、バック率や賞金などが高いから。
バック率は、売り上げのうちの何%がお給料となるのかの割合のことで、賞金は指名賞や努力賞、皆勤賞などによって受け取れるボーナスのこと。
メンキャバはバック率が低い傾向があるのと、こうした賞金の類が少ないのが現状なんです。

ただ、メンズキャバクラは永久保証給与制度を取り入れているお店も少なくなく、例え指名されなくても、例え売り上げがゼロでも毎月のお給料がある程度保証されるというシステムを採用しているところが多数存在。

それを考えれば、仕事内容はホストと変わらないけれども、ホストよりも安定して稼ぐことができるナイトワークであると言えるのかもしれません。
安定か成り上がりか、自分にとってどちらの方が魅力が大きいのか、これによって決めてみてはいかがでしょうか。